今回のブログは、①既に設置してある太陽光発電に蓄電池を新設で導入しようとお考えのお客様、②太陽光発電も蓄電池も新設で導入しようとお考えのお客様に特に予備知識としてお伝えしたいことがございます。
先に結論から申しあげますと、太陽光発電・蓄電池の導入のカギを握る機器が「パワーコンディショナー」略してパワコンと呼ばれる機器になります。このパワコンのことをご理解頂くことで、機能面はもとより、導入費用的にも無駄のない効率的かつ、機器のポテンシャルを最大限に活かすシステムを組むことが可能になります。
ではまず上記の①、既に太陽光発電を設置されており、蓄電池を新設で導入しようという場合のケースから説明致します。
既に設置している太陽光発電の概略図
概略図としては、こんな感じになります。太陽光発電で発電された直流電力をパワコンで交流電力に変換し、家の中に設置してある分電盤に入り、分電盤から各電気製品に電力が送られる。という工程になります。
さて、この既設の太陽光発電システムに蓄電池システムを増設したい!となった場合、2つの方法があります。
選択1:単機能 蓄電池を設置する方法
単機能 蓄電池とは、蓄電池専用のパワコンがある製品になります。概略図としては下図のようになります。図を見ての通り、太陽光発電と蓄電池とで、それぞれ別々のパワーコンディショナーが必要になります。
上図をみてお分かりの通り、パワコンが2台ですね。なんだか無駄ではないかと思われるかも知れません。
メリットと言えば太陽光発電のパワコンの保証期間がきちんと担保されるということがありますが、最近、災害や台風で停電も増えています。例えば停電した場合、家全体の電気機器を使いたいという場合、蓄電池は「全負荷型」でなくてはなりません。
この「全負荷型」の蓄電池のラインナップが非常に少ないことがデメリットの一つとして挙げられます。
また、既設の太陽光発電システムであれば、太陽光用のパワコンの寿命が来た場合、太陽光用のパワコンを交換しなければなりませんので、トータルコストを考えた場合、単機能 蓄電池を導入する際は、このことを考慮しておくことが必要かと思います。
選択2:ハイブリッド型 蓄電池を設置する方法
こちらは、冒頭に述べた
①既に設置してある太陽光発電に蓄電池を新設で導入しようとお考えのお客様
②太陽光発電も蓄電池も新設で導入しようとお考えのお客様
これら①、②両方のケースに該当する蓄電池の設置方法になります。では概略図をご覧ください。
既に太陽光発電システムを設置しているお客様の場合、まず太陽光発電システム用のパワコンを取り外します。
そのうえで太陽光発電と蓄電池の機能を備えたハイブリッドパワコンを設置します。蓄電池導入時に設置しますので、家計にも優しいですし、太陽光発電もフルに活かせるシステムになります。
これはハイブリッド型蓄電池の大きなメリットと言えます。
メリットがあればデメリットも存在します。それは太陽光発電との相性や太陽光パネルの乗り方など多方面から検討が必要となる点です。これに関しましては弊社は、専門の電気技師スタッフを有しており、太陽光、蓄電池に精通していおりますので、お客様のベストな導入をアドバイスさせてい頂きます。また疑問点や、ご質問などありましたら、お気軽にご相談頂きたいと思います。
とここまで紙面をさいて書かせて頂きました。
これはもう「ハイブリッド型 蓄電池」で決まりだな!とお考えの方もおられるかと思いますが・・・
ちょっとお待ちください!!
皆様が所有されているお車はガソリン車でしょうか?
それとも電気自動車(EV車)、はたまたプリウスPHVなどでしょうか?
電気自動車の普及は日本国内において進んでいるとは言い難い状況ですが、2030年にはシェア50%を超えるのではないかと言われています。現在は、普及前の過渡期であると言えるでしょう。今後、電気自動車の普及のカギは、
①バッテリーの充電設備の充実
②車体価格の高さ
③航続距離の問題
が挙げられるようですが、これらの課題もいずれクリアーされると思われます。
どうしてこのお話をしたかと申しますと、第3の選択肢である「トライブリッド蓄電システム」という選択肢が弊社としてもおススメしたい選択になるからなのです。
選択3:これからはトライブリッド 蓄電システムです。
ここで国内の代表的な電気自動車(EV車)である日産のSAKURAとLEAFの電池容量とニチコントライブリッドの蓄電池容量の比較表を作ってみましたのでご覧ください。
上図の表の通り、電気自動車(EV車)にはかなり大きな電池容量があります。今後、電気自動車の普及が予想されます。また持続可能なこれからの時代に向けて、この電気自動車(EV車)を電源として、活用することを視野に入れた製品が「トライブリッド蓄電池」となります。
そこで、下図のニチコンのトライブリッド蓄電システムの概要図をご覧ください。
ここでカギになるのがトライブリッドパワコンです。
トライブリッド蓄電池とは、「EV車(電気自動車)」、「家庭用蓄電池」、「太陽光発電」の3つをトライブリッドパワコンでコントロールしながら利用する蓄電池システムの総称のことです。上図の機能のなかで、赤の破線でかこまれている機能(V2H)部分がハイブリッドパワコンでは対応できません。
V2Hとは、「車(Vehicle)から家(Home)へ」を意味する言葉で、電気自動車(EV車)に蓄えられた電力を、家庭用に有効に活用する考えのことです。
現在、ガソリン車を所有されておられるお客様にも弊社では、トライブリッドパワコンをおススメしています。その理由としましては、導入費用がハイブリッドパワコンよりもコスパが高いということ、また柔軟なカスタマイズに対応できるのもおススメする理由のひとつです。
具体的には後から蓄電池を導入したり、ご家族が増えて自家消費と停電時に備えたいので蓄電池を追加導入したり、電気自動車を購入したのでV2Hを追加増設する、、、といった暮らしの変化に応じて、システムをカスタマイズしていける点が大きなメリットです。
トライブリッド蓄電池システムのある暮らし
トライブリッド蓄電池システムの製造を行っているニチコンのトライブリッド蓄電システムのある暮らしの動画をご覧になれば更にイメージし易いと思います。
いかがでしたでしょうか。更に詳しく説明を聞いて判断したいというご要望にも的確にお答えできますので、お気軽にお問合せくださいませ。弊社ではお客様のご要望に真摯に耳を傾け、考えられる最適なシステム構成をご提案しています。
フリーダイヤル
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(月~土:9:00~18:00)
前回のブログでもご案内しておりましたが、現在、トライブリッド蓄電池が対応しているEV車の車種も再度ご紹介致します。
トライブリッド蓄電池が対応しているEV車の車種は?
現在分かっている車種をご紹介します。
日産:アリア、リーフ、サクラ、e-NV200
三菱:エクリプスクロス、アウトランダー、ekクロスEV、i-MiEV、ミーブバン、ミーブトラック
トヨタ:プリウス、bZ4X、レクサスRZ450e、レクサスUX300e
スバル:SOLTERRA
以上の車種が対応しておりますが、トライブリッド蓄電池も含め、詳しい説明や問い合わせはお気軽にどうぞ。
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■社員募集中です■
弊社では業務拡大中につき新しい若い力を募集しております。
私たちと共に新しい時代を切り拓いていきましょう。
それに応えられるよう待遇面も充実しています。
弊社屋根退職金制度も導入し、エコエネルギーを展開する会社として、さまざまな可能性への取り組みを行っております。鹿児島支店の経験もあり、現在、求人情報誌などへも積極的に社員募集を行っております。今回も弊社の期待のニューフェイス、未経験から入社し頑張っている西社員をご紹介します。やりがいを持って頑張っており、今後、弊社を牽引してくれる人財へ社をあげて育てて参ります。どうぞお気軽にお問合せください。
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